心身共に健康で余裕のある職場づくりを

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20211119日(金) 法令遵守責任者である田原理事長が講師として、「権利擁護・虐待防止全体研修」の講義をしてくださいました。

障害者福祉施設従事者等職員による障害者虐待の相談・通報件数は6%増加しており、判断件数については8%減少しているものの右肩上がりの傾向が続いています。

虐待行為の類型は、身体的虐待が最も多く、知的障害の方が最も多く被害に会われています。

市区町村等職員が判断した虐待の発生要因をみると、「教育・知識・介護技術等に関する問題」「職員のストレスや感情コントロールの問題」「倫理観や理念の欠如」が主要3要因となっているとのことでした。

呼称、言葉遣い、話の聞き方など小さな虐待の芽は何処にでもあるので、職員自らも、心身共に健康で余裕のある環境づくりを心掛けなければ、無意識のうちに“小さな芽を虐待へと育ててしまう恐れがあります。

相互注意ができ、人の意見に耳を傾けられる職場にしていくことが、虐待防止に繋がるのだと学びました。

利用者さまも職員も、笑顔で過ごせる施設を目指していきたいと思います。

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