トップバッターとして

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2021616日 あわら警察署より講師をお迎えし、交通安全講習会を開催いたしました。

当法人では、職員のほぼ全員が車通勤をしていますので、運転をしない日がないと言っても過言ではありません。

特に福井県は、人口10万人当たりの死者数が全国46位と毎年最下位争いをしている状況にあり、信号機のない横断歩道を通過する際も「車優先」の意識が高く、本来歩行者を見つけたら徐行し先に渡ってもらってから通過しなければならないところを、徐行せず通過してしまう程マナーが悪いとのこと。

私も福井で運転をし始めた頃、交差点で歩行者をみつけて徐行を始めたところ、後続車にクラクションを鳴らされ車間を詰められた経験があります。

また、県内の死亡事故77人のうち5人が高齢者で、その内4人が夜間横断中だったとのことですので、特に夜間はハイビームにして交差点の手前から徐行をするなど注意をしなければならないと改めて感じました。

後部座席に乗車する際にシートベルトを着用している割合も、福井県は28.6%(全国平均40.3%)とかなり低く、実際に交通事故にあった場合は、衝突の衝撃で後部座席から車外へ放り出されてしまう確率が高いとのことで、自分が乗る時も、誰かを乗せる時もシートベルトを着用しているかを確認する習慣を身につける重要性を教えていただきました。

あわら警察署管内では、当法人が今年度最初の講習会だったとのこと。

トップバッターにふさわしく、交通事故ゼロを目指して歩行者や周囲に注意を払いながらハンドルを握りたいと思います。