万一に備えた行動を

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20211019日(火) 夜間を想定した避難誘導訓練が行われました。

夜間であることから利用者さまの参加はなく、訓練開始時間に施設で働いている職員のみが参加をいたしました。

日中と違い夜間に災害が発生した場合、施設で働いているのは夜勤の職員夜警員のみです。3名程度の職員で、消防、応援の職員が到着するまでの間、初期消火から入所されている利用者さまの誘導をすることになりますので、夜間を想定した避難誘導訓練はとても重要だと思っています。

    

また、今回の訓練は、目的の1つとして当施設で作成している緊急連絡網がスムーズに運用できるかの実証も含まれています。

緊急連絡網があることは知っていても、実際、自分の前後の職員の連絡先の情報を間違って登録していることもありますし、何らかの事情で、連絡が途中で途絶えてしまうこともあります。この連絡が上手くいかないということは、応援に駆け付けることが出来ないということに直結しますので、「夜警員から理事長への連絡を皮切りに、最後の職員への連絡までにどのくらいの時間が掛かったのか」「出火場所、利用者さまの避難場所などの情報が、正しく伝達されたのか」を確認し、改善点があれば修正をしたいと考えたからです。

訓練があることを周知しているので、職場を離れた日常生活の中でも『そろそろ掛かってくるかもしれない』と気にして電話を身近に置きますが、普段の自分の行動を考えると、着信があったことに後から気づき、折り返し連絡をすることが多々あります。

今回の訓練は上手く運用できましたが、“訓練だから”ではなく、普段から万一に備えた行動を心掛けなければと自戒しました。