まずは予防を!

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2022518日(水) 金津サンホームにおいて、令和4年度第1回総合消防訓練が行われました。

当日は、嶺北あわら消防署から2名の職員の方に来所いただき、訓練の様子を見ていただきました。

午後2時 非常ベルが鳴り、訓練開始!

事務室の自動火災報知機の受信機で出火箇所を「南棟」と確認。

介護員室にて「自動火災報知機が作動し、現場確認中」と放送し、利用者の皆さま・職員に周知。

南棟へ現場確認に向かった職員より、近くにいる職員たちに出火場所を周知、利用者の皆さまの避難誘導を開始。

一方、職員により、近くに設置されている消火器にて初期消火開始。

居室に残っている利用者はいないか、トイレに入っている利用者はいないかなどを確認しながら扉を閉めていき、声を掛け合いながら迅速に、逃げ遅れる方がないように正面玄関前の広場に避難しました。

      

田原理事長から、「全体的にスムーズに実施できたと思う。訓練も大切だが、まずは火災の予防が大切なので、今後、特定技能外国人職員も入社しますし、全職員が同じ意識で避難誘導にあたれるよう情報共有をお願いしたい」とのお話がありました。

続いて、嶺北あわら消防署 予防指導課様より、「訓練のための訓練ではなく、実践に即した訓練になっていたと思います。残念だった点を挙げるとそれば、初期消火を行った際、消火出来たのか出来なかったのかの報告がなかったこと。避難において煙が広がらないように火元の扉を閉める、防火扉を閉めることが大切。これにより、避難時間を稼ぐことができるので、こちらも注意してください。」との講評をいただきました。

 田原理事長

 嶺北あわら消防署予防指導課様

今回は、10名の利用者の皆さまにも参加をいただき、実際に車いすを誘導しながら避難をしました。

やはり、職員のみの避難よりも緊張感も増し、良い訓練ができたと思います。

ご指摘いただいた箇所を修正し、まずは予防を! 発生した際には、全職員が迅速な避難誘導ができるようにしていきたいと思います。