訓練を繰り返すことが、最強の備えになる

公開日:

20201118日(水) 今年度2回目の自主避難誘導訓練が行われました。

今回は、早朝(夜間)の出火を想定した利用者の避難誘導訓練及び自動火災報知機と火災通報装置の連動による消防署への通報等を目的とした訓練で、夜勤職員、早出職員、厨房職員、夜警員の6名にて手順書に則り行われました。

          

≪館内に火災発生を放送し、消防に通報≫    ≪館内に発火場所を放送≫     ≪火元を消火≫

訓練に当たり、嶺北あわら消防署から、高戸様、齊藤様、上野様にお越しいただき、訓練の様子を確認していただき、高戸様より「素晴らしかったと思います。訓練で成功し本番で失敗するよりも、訓練で失敗して本番で成功する方が良いので、繰返し訓練を行ってください」との講評をいただきました。

  

田原理事長からは、「日ごろから確認している火災時の訓練手順書にある手順を実際に行ってみて、スムーズに行えるかどうか、改善点はないかを検証するための訓練です。今回、想定していた通りに行かなかった箇所が分かったことも成果だと思います。」との講評がありました。

 

訓練終了後、当施設の駐車場にて消火訓練が行われました。

嶺北あわら消防署の齊藤様より消火器を使用する際の注意点をご講義いただき、実践!

「火災が起きました。初期消火をお願いします」との声掛けを合図に、「火事だ!火事だ!」と呼び掛けながら、水消火器を用いて火元を見立てた的に向けて消火。

  

当施設に設置している消火器は薬剤が入っており、水消火器よりも重く、噴射の勢いも強いため、取り扱いの際は気を付けること。実際に火元に近づく際には、火災輻射熱や煙によって、不測の事態が起こり得るため、ほうきで掃くようにノズルを火元に向けて噴射し、自分の背丈より高く炎が上がっている場合は無理をせず、消防に一報を入れて避難を優先することなどを教えていただきました。

頭でわかっていても実際に炎を目の当たりにした時、冷静に行動できるのか・・・と、正直不安に思う気持ちもありますが、訓練を重ねることで迷いなく迅速に行動ができるよう取り組んでいきます。