普段からの防火への意識を高める

 

2021年9月16日(木) あわら消防署による消防査察が行われました。

 

「査察」と聞くと、検察官や税務官が段ボール箱を小脇に抱えて会社に乗り込んでくるイメージがありますが、消防の査察は、2名の署員の方が来所され、消火設備のある箇所を視察し改善点が無いか、前回提出をした改善箇所が継続運用されているかをチェックするものです。

 

署員の方に、チェックをする上でポイントとしている項目を伺いました。

「消火設備が誤作動なく稼働するかについては、業者の方が点検をしていると思いますので、私たちは、『日常生活の中で消火設備が正しく稼働できる環境にあるか』『職員の意識付けが上手く出来ているか』をチェックしています。」

 

  

 

火災は、出火した箇所から壁を伝って天井まで燃え広がってしまうと、大火災になるので、火器を使用する付近に吊るす暖簾などは、1mの垂れ幅がある場合防炎にしなければならないという決まりがあるなど、何気なく目隠しで使用してしまっている物についても、火災が起こった場合にどうなるか・・・を考える意識付けが必要だと感じました。

 

プロの目でチェックをしていただくことで、知識も増え、防火への意識が高まったように思います。このような機会を大切に、1つひとつレベルを上げていきます。