使用する日が来ないことを祈りつつ

 

2021年319日(金) 購入した「感染症対策用簡易折り畳みブース(陰圧型)」が届きました。

この陰圧ブース購入については、福井県障害福祉サービス等の衛生管理体制事業費補助金の給付をいただきました。

 

今月21日には、全都道府県において緊急事態宣言が出ている所はなくなりましたが、新規感染者は下げ止まり傾向にあり、また、福井県においても変異株に感染した方が見つかるなど、気の抜けない状況が続いています。

 

万が一利用者様が感染した場合、感染拡大を防止するために、隔離した部屋での介護が必要となります。その際、ベッドの周りをビニールカーテンで囲い、ブース内の空気をブース外よりも低くすることで、感染した利用者様からのウィルス等の飛散を防止し、HEPAフィルターを通してきれいな空気をブース外に放出するのが、今回購入した「感染症対策用簡易折り畳みブース(陰圧型)」です。

 

ベッドの周りを囲うようにフレーム(脚)を広げ、天井部分のビニールカーテンを覆いかぶせ、フレームを上に伸ばす。

次に側面のビニールカーテンを天井部分のビニールシートに、マジックテープで隙間の無いようにくっつけていく。

最後に、HEPAフィルター付きのクリーンパーテーションを設置して完成です。

    

特別な工具等は不要で、広げるだけで設営ができ、使用しない時はコンパクトに折り畳んで保管ができるので、とても頼もしいアイテムです。

 

でも、本音の部分では、折り畳んだまま使用する日が来ないことを心から祈るばかりです。