“いざ”という時のために

2020年1111日(水) 金津サンホームにて「AED・心肺蘇生訓練」を行いました。

講師として、嶺北あわら消防署 警備課 児嶋様、山田様をお招きし、心肺蘇生の手順として、半身人形を使用し心臓マッサージのやり方、AED(自動体外式除細動器)の取り扱いについてご指導をいただきました。

 

心臓マッサージは、手の甲にもう一方の手のひらを重ね、立ち膝の状態で腕を胸骨に対して垂直に当て、肩から押すような感じで、1分間に100回程度行います。

心臓マッサージの目的は、蘇生後の後遺症等を防ぐために脳への酸素供給を滞らせないことにあるので、絶え間なく行う必要があるとのことです。

そして、心臓マッサージと並行してAEDの準備をし、音声ガイダンスに従って電極パッドを貼ると心臓の状態を診断し、必要がある場合は電気ショックを与えることで、心拍の再開を促します。AEDを使用する際は、必ず素肌に電極パットを貼るようにし、汗をかいて肌が濡れている場合は、ハンカチ等で拭かないと電気が体表に流れて心臓まで到達にくくなってしまうため注意が必要だと教えていただきました。

いつ何時災害に見舞われるかもしれないですし、“いざ”という時に落ち着いて対応ができるよう、全職員で知識を共有したいと思います。